「レジデンストラック」「ビジネストラック」

レジデンストラック ビジネストラック

◆緊急事態宣言発令中は一時停止

目次

海外との往来再開の段階的緩和措置

ビジネス上必要な人材等の出入国について例外的な枠を設定し、日本政府は現在の検疫水準を維持しながら条件を満たした方の双方向での入国を認める措置。長期滞在者向けの「レジデンストラック」と短期滞在者向けの「ビジネストラック」の2種類があります。通常の渡航とは異なり事前に在日大使館で滞在許可を取得したり、PCR検査を受診したりする必要があります。

レジデンストラック ビジネストラック
タイ ○ 7月29日から(開始済み) ×
ベトナム ○ 7月29日から(開始済み) ○ 11月1日から
マレーシア ○ 9月8日から(開始済み) ×
カンボジア ○ 9月8日から(開始済み) ×
ラオス ○ 9月8日から(開始済み) ×
ミャンマー ○ 9月8日から(開始済み) ×
台湾 ○ 9月8日から(開始済み) ×
シンガポール ○ 9月30日から(開始済み) ○ 9月18日から(開始済み)
ブルネイ ○ 10月8日から(開始済み) ×
韓国 ○ 10月8日から(開始済み) ○ 10月8日から(開始済み)
中国 ○ 11月30日から(開始済み) ○ 11月30日から(開始済み)

レジデンストラックとは

駐在員の派遣、交代などの長期滞在者の入国を例外的に認める措置です。入国後は14日間の自宅待機が必要になります。現在、タイ及びベトナム行は定期旅客便は運行されておらず特別便(外国人専用便)の限られた便でしか渡航ができず便数がかなり少ないため予約枠がすぐに埋まってしまいます。レジデンストラックの手続きに関しましては各国で異なりますので各国の在日大使館のホームページのご確認が必要です。

レジデンストラックの手続きの流れ(タイ王国行きの例)

日本国内 航空便予約 在日タイ王国大使館のwebサイトよりバンコク行特別便(臨時便)の予約
入国許可証(COE)申請 COEの申請は以下の書類をPDF形式で在日タイ王国大使館・領事館へ送信。
(1)パスポートの写真のページの写し
(2)パスポート内のビザ又は再入国印の写し
ビザを所持していない場合は同時にビザ申請予約が必要(3)航空券または予約確認書
(4)記入埋みの申告書
(5)滞在期間中のコロナ感染もカバーできる英文海外医療保険証の写し
(6)バンコク到着後に14日間待機する隔離施設の予約確認書
(7)労働許可証や入学証明証など
COE受領 出国の4日前にメールにてCOEが送られてきます
PCR検査 東京、神奈川、大阪の指定医療機関にてRT-PCR検査を受診し非感染証明書の入手
出国時(チェックイン) 以下の書類を提示してチェックイン
(1)ビザ又は再入国印
(2)入国許可証(COE)
(3)記入済み申告書
(4)英文の搭乗可能健康証明書
(5)72時間以内の英文PCR検査非感染証明
(6)英文医療保険証
(7)14日間待機する施設の予約確認書
タイ到着 タイ入国
検疫、隔離
(1)携帯アプリにて T.8 form入力
(2)医療検査の受診
(3)14日間の隔離

 

ビジネストラックとは

レジデンスとは異なり、短期ビジネス目的の相互入国の段階的緩和。入国後に待機期間はありますが事前計画書を提出することにより待機期間中も「用務先」への往復が可能になります。

シンガポールと交渉中。14日間の自己隔離はありますが、一定の条件のもと隔離場所と職場の往復のみ認める方針

9月18日よりシンガポールと開始。11月1日より手続き一部改定。

ビジネストラックのイメージ(シンガポールの例)

日本国内
出発前準備
■ 相手国にある受入企業・機関が申請
■ 航空便の予約
■ 14日間の健康モニタリング
■ PCR検査
相手国 ■ 到着空港での健康調査、PCR検査など
■ 14日間は活動計画書に基づき滞在先と用務先の往復等に限定
<待機期間中も制限はあるがお客様企業訪問など可能>
■ 滞在中は14日間の健康モニタリング
滞在が8日以上、30日以内の場合
滞在が7日以内の場合 (下記のどちらでも選択可能)
<シンガポールでPCR検査を受信する方法> <日本帰国後にPCR検査を受信する方法>
■ シンガポール出国72時間以内にシンガポール政府指定の医療機関にてApproval Letterを提示しPCR検査陰性証明を取得(自費負担)
日本帰国

 

<空港にて>
■ 質問票(健康状態等)の提出
■ 誓約書の提出
■ 本邦活動計画書の提出
■ PCR検査証明の提出
■ 接触確認アプリの導入等
<空港にて>
■ 質問票(健康状態等)の提出
■ 誓約書の提出
■ 本邦活動計画書の提出
■ 接触確認アプリの導入等
■ 帰国後速やかに日本国内の医療施設でPCR検査受信(自費負担)
<帰国後14泊15日間>
■ 公共交通機関不使用
■ 本邦活動計画書に基づき、14日間は自宅と勤務先の往復等に限定
■ 14日間の健康フォローアップ
■ 14日間の位置情報の保存
■ PCR検査の陰性が確認できるまでは自己隔離
■ 公共交通機関不使用
<帰国後14泊15日間>
■ 公共交通機関不使用
■ 陰性結果確認後は本邦活動計画書に基づき、自宅と勤務先の往復等に限定
■ 健康フォローアップ
■ 位置情報の保存

ビジネストラック(シンガポール)について

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この記事を書いた人

海外渡航歴101回。
海外航空券手配歴10年以上。

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